OPINEL フォールディングノコギリ #12 41515 キャンプレビュー
長年愛用しているOPINELのナイフは、そのシンプルで洗練されたデザインと確かな切れ味で、私のキャンプライフに欠かせない相棒となっています。今回、新たにOPINELから発売されたフォールディングノコギリ #12 41515 を手に入れ、早速キャンプで試してきました。
第一印象と開封
届いた箱を開けると、OPINELらしい無駄のないパッケージに、ピカピカのノコギリがお目見え。刃渡り12cmのノコギリは、コンパクトながらも存在感があります。ハンドル部分は、OPINELナイフでお馴染みのブナ材。手に持った時の木肌の温かみが心地よく、このあたりはさすがOPINELといったところです。
折りたたみの構造も非常にシンプルで、安全ロック機構も備わっています。展開はスムーズで、ロックも確実にかかるので、使用中の安全性についても安心感がありました。
キャンプでの実演
今回のキャンプでは、主に焚き火用の薪割りと、簡単な設営作業でこのノコギリを試しました。
薪割り
まず、焚き火の準備として、少し太めの流木を細かく切断することに挑戦しました。直径5cm程度の薪であれば、驚くほどスムーズに切断できます。刃のピッチ(歯の間隔)が広めに設定されているため、木屑の排出も良く、食い込みも悪くありません。
とはいえ、これはあくまで「ノコギリ」であり、「鉈」や「斧」のような破壊力はありません。太すぎる薪や、硬い木材を相手にする場合は、それなりの時間と労力が必要になります。しかし、キャンプで必要となる薪のサイズに調整するには、十分すぎる性能です。
何より、折りたたみ式なので、持ち運びが非常に楽なのが嬉しい点です。ナイフと一緒にツールロールに収めてしまえば、かさばることもありません。
設営作業
キャンプサイトの設営では、テントのペグを打ち込むための木材を加工したり、タープを張る際の支柱の長さを調整したりと、細かな作業にも活躍しました。
例えば、地面が固くてペグが打ち込みにくい場合に、木の端材を削って簡易的なペグの先端を鋭利にしたり、ロープを固定するための枝を適度な長さに切断したりといった作業です。
刃渡りが12cmなので、細かな作業にも適しており、狙った場所を的確に切断できるコントロール性の高さも感じました。
使用感とメンテナンス
OPINELのノコギリは、その切れ味はもちろんのこと、使いやすさにも定評があります。ハンドル形状が手に馴染み、力を入れやすいので、長時間の作業でも疲れにくいと感じました。
使用後のメンテナンスも、OPINELナイフと同様に簡単です。水洗いをして、しっかりと乾燥させた後、刃に薄くオイルを塗布しておけば、錆の発生を抑えられます。特に、キャンプでは湿気が多い環境での使用が多いため、このメンテナンスは欠かせません。
また、折りたたみ式なので、使用しないときは刃を安全に収納できる点も、アウトドアでの使用においては非常に重要です。
OPINEL フォールディングノコギリ #12 41515 の魅力
このノコギリの最大の魅力は、やはり「OPINELらしさ」が随所に感じられる点でしょう。
- シンプルかつ機能的なデザイン: 無駄を一切省いた、洗練されたデザインは、使っていて心地よいです。
- 高品質な素材: ハンドルに使われているブナ材の質感、そして切れ味の良い刃は、さすがOPINELといった品質です。
- 携帯性と安全性: 折りたたみ式でコンパクト、かつ安全ロック機構も備わっているため、安心して持ち運び、使用できます。
- 汎用性の高さ: 薪割りに限らず、キャンプサイトでの様々な細かな作業に対応できる汎用性があります。
まとめ
OPINEL フォールディングノコギリ #12 41515 は、「持っていて損はない、頼れる相棒」と言えるでしょう。その切れ味、使いやすさ、そしてOPINELならではの洗練されたデザインは、キャンプでの作業をより豊かに、そして効率的にしてくれます。
「本格的な薪割りをしたい!」という方には、もっと大型のノコギリや斧が必要かもしれませんが、キャンプで必要となる日常的な作業、例えば焚き火用の薪のサイズ調整や、ちょっとした工作、設営作業などには、この#12モデルで十分すぎるほどの活躍をしてくれます。
OPINELナイフの愛用者であれば、きっとこのノコギリも気に入るはずです。まだOPINELを使ったことがない方にも、ぜひ一度手に取っていただきたい逸品です。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください


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